どうも。
9月30日に行われた「乃木坂46 33rdSGアンダーライブ」の2日目の公演に行ってきた。
今回のアンダーライブ(アンダラ)はアンダラ史上最大規模の横浜アリーナ3days公演!しかもチケットは立見席含め完売。相当期待されている公演であることは明らか。
前回の32ndアンダラの東京ガーデンシアター公演が本当に素晴らしかったので、今回の33rdアンダラがどうなるのか、全く予想がつかなかった。しかも、今回は私の推しメンである伊藤理々杏(りりあ)ちゃん、池田瑛紗(てれさ)ちゃんは選抜メンバーのため不参加。推しメンが出ないライブでもある(吉田綾乃クリスティーちゃん(あやてぃー)が前回のアンダラで良かったのでモバイルの推しメン3に設定している)。
また、今回のライブでは、アンダーメンバー13名が2曲ずつプロデュースを行う「ジコチュープロデュース」という企画を実施。アンダラの良さと言えば、比較的人数が少ないゆえに、各メンバーの魅力を思う存分堪能できる点が挙げられるが、特に今回のライブではそれを体感出来そうで非常に楽しみにしていた。
会場のロビーで腹ごしらえをしてから着席。今回も例にもれず女性・親子限定エリア。アリーナ席後方だったかな。でも、外周があるおかげでメンバーはよく見えそうだった。やっぱり外周必要だわ(直近で横アリであった日向坂46のツアーでは外周がなくて全然メンバーが見えなかった)。
開演直前の影アナは阪口珠美ちゃん(たまちゃん)、黒見明香(はるか)ちゃん(くろみん)、中西アルノちゃん(アルノ)。会場に流れていたBGMが大きくなり、いよいよ開演。
- Overture
アンダラはやっぱりOverture映像は作らないんだね。照明だけのシンプルな演出。
メンバーが登場して曲が始まるかと思ったらダンストラック。座長の松尾美佑(みゆ)ちゃんの華麗なアクロバットはお見事!
- 自由の彼方
10枚目シングルのアンダーメンバーと研究生による楽曲でオリジナルセンターは井上小百合ちゃん。で、今回のセンターは座長の松尾ちゃん。とてもクールな楽曲で始まるあたりがアンダラらしくてゾクゾクする!
- あの日、僕は咄嗟に嘘をついた
小百合ちゃんがオリジナルセンターの楽曲が連続で!この曲本当にいいよね、好きです…。今回のセンターはアルノ。
- 狼に口笛を
- 13日の金曜日
初期のアンダー曲が続く。『狼に口笛を』のセンターは小川彩ちゃん(あーや)。外周を回ってバックステージへ。『13日の金曜日』のセンターは松尾ちゃん。煽りは冨里奈央ちゃん(なおなお)。そのまま外周をまた回ってメインステに。
乃木坂46 『狼に口笛を-ダンスバージョン-』Short Ver. - YouTube
乃木坂46 『13日の金曜日』Short Ver. - YouTube
MC。松尾ちゃんからは、冒頭のダンストラックと『自由の彼方』をSeishiroさんが演出されたと。Seishiroさんと言えば、『インフルエンサー』筆頭に難しい腕の動きが特徴の振付師さん。確かに難しそうなダンスだなと思ったらSeishiroさんだったんだね。その後は矢久保美緒ちゃん(みっちゃん)、佐藤璃果ちゃん(さとりか)、あーやが意気込みを。あーやが意気込みを言おうとするも、何を言おうとしたか忘れてしまい、ほっこりする会場。この可愛さ、ずるい。
ジコチュープロデュースについての映像。企画会議でジコチュープロデュースが決定するまでの話し合いの様子と、この企画についての奥田いろはちゃんと佐藤楓ちゃん(でんちゃん)のインタビュー。
- 君は僕と会わない方がよかったのかな
11枚目シングル「命は美しい」のアンダー曲でオリジナルセンターは中元日芽香ちゃん。この楽曲をなんといろはちゃんのギター1本の伴奏のみで披露。あーやとなおなおの5期生3人で歌ってたんだけど、3人とも歌声が本当にきれいだし、歌が上手!5期生の歌唱力の高さは本当に驚かされる。
- Rewindあの日
いろはちゃんプロデュース2曲目はダンスに挑戦。オリメンは西野七瀬ちゃん(なーちゃん)、桜井玲香ちゃん、若月佑美ちゃんで、今回のメンバーはいろはちゃんに加えて松尾ちゃん、アルノ、葉月ちゃん、さとりか。
- 釣り堀
続いてバクステからでんちゃんプロデュース。2曲ともダンスで魅せることを選んだでんちゃん、先ずはなーちゃんソロ曲のこの曲をクラシックバレエやコンテンポラリーダンスを交えた振付で披露。メンバーはでんちゃん、たまちゃん、清宮レイちゃん。
乃木坂46 『釣り堀』Short Ver. - YouTube
- 月の大きさ
2曲目はかなりテンポの速い難易度の高いダンスで魅せる!この曲はナルトのイメージ。メンバーはでんちゃん、あーや、くろみん、みっちゃん。ダンスがそこまで得意でないくろみんもよく頑張った!
乃木坂46 - 月亮的大小 月の大きさ 中文字幕 MV - YouTube
MC。まずはいろはちゃんの感想。マネージャーから「その曲を嫌いになるまで練習しろ」とアドバイスされたことから、『Rewindあの日』を嫌いになるまで、朝から晩まで踊りまくったらしい。ギターもこんな大きな会場で自分の演奏だけで歌うプレッシャーに押しつぶされそうになったと。でんちゃんは、幼少期に習ったバレエを生かしたかったのと、『月の大きさ』の速さが本当に大変だったと。松尾ちゃんは『月の大きさ』のダンスを大絶賛。
葉月ちゃん、あーや、アルノがリハーサル中に話している映像。ライブに向けて真剣に練習している3人の様子がうかがえる。
- 女は一人じゃ眠れない
「逃げ水」のカップリング曲で、『逃げ水』の選抜メンバーによる楽曲。オリジナルセンターは大園桃子ちゃんと与田祐希ちゃん。32ndの『もしも心が透明なら』に続いて、あーやは最年少とは思えない楽曲でセンターするよね…。ダンス力は勿論、表情管理も完璧で、本当アイドル人生何回目よ…。この曲かな?格子状の照明がこれまでにあまり見たことがない演出で良かった。
乃木坂46 『女は一人じゃ眠れない』Short Ver. - YouTube
- Route 246
最初にアルノのソロ歌唱で始まるんだけど、何の曲か最初分からなかった(笑) めっちゃ知ってる曲だった。小室哲哉さんってなんで聴くだけで分かるんだろうね。
- Against
伝説の1期生曲(オリジナルセンターは生駒里奈ちゃん)を見事センターでやり切った葉月ちゃん、あっぱれ。
乃木坂46 『Against』Short Ver. - YouTube
MC。たまちゃん、レイちゃん、松尾ちゃん、なおなお、くろみん、あやてぃーだったんだけど、何の話をしていたのか忘れちゃった…すみません。
ジコチュープロデュース映像。次はみっちゃんとレイちゃん。みっちゃんは「大人」と「感情」、レイちゃんは「英語」と「祭り」がテーマのようだけど果たして?
- 醜い私
まずはみっちゃんプロデュース。バックステージからスタート。メンバーはみっちゃん、葉月ちゃん、あーや。エモーショナルな感情を全身で表現。ちなみにオリメンは衛藤美彩ちゃん、斉藤優里ちゃん、新内眞衣ちゃん。
- 甘いエビデンス
可愛らしい私服風衣装に着替えて大人女子に!メンバーは先ほどの3人に加えてさとりかといろはちゃん。オリメンは久保史緒里ちゃん、中村麗乃ちゃん、理々杏ちゃん、柴田柚菜ちゃん、林瑠奈ちゃんという歌唱メンユニット。理々杏ちゃんオリメンだからよく聞いてるんだけど、まさかアンダラで聞けるなんて思わなかった!
- そんなバカな…
続いてレイちゃんプロデュース!堀未央奈ちゃんオリジナルセンターのアッパーチューン!メンバーはレイちゃん、さとりか、いろはちゃん(女役)、でんちゃん、くろみん、アルノ、なおなお、松尾ちゃん、たまちゃん(男役)、とジコチュープロデュースの中でも最大規模、まさに祭り(笑) 清宮レイちゃんと冨里なおきくんの恋物語でした。男装なおなおなかなかイケメンでビックリした。
乃木坂46 『そんなバカな・・・』Short Ver. - YouTube
- アナスターシャ
人気の2期曲を大胆に英訳。翻訳は勿論レイちゃん。一つ惜しかったのは、英訳されていたのがBメロだったこと。サビも英語で聞いてみたかった!メンバーはレイちゃん、でんちゃん、くろみん、アルノ、なおなお、松尾ちゃん、たまちゃん。
MC。みっちゃんは『甘いエビデンス』のとあるオリメンとおそろいで買った指輪を黙って着用しちゃったことを暴露。大丈夫、それくらいなら全然いいと思うよ。レイちゃんは練習通りにパフォーマンスできず涙。すかさずみっちゃんが「レイちゃんの魅力が詰まった2曲だった」とフォロー。
- シークレットグラフィティー
- 自惚れビーチ
- 口ほどにもないKISS
センターは順番にあやてぃー、さとりか、たまちゃん。『自惚れビーチ』ではC&Rあり!『シークレットグラフィティー』のオリジナルセンターは樋口日奈ちゃんなんだね。
乃木坂46 『シークレットグラフィティー』Short Ver. - YouTube
メンバーによるアンダーライブとは、を語る言葉がスポットライトと共に流れる演出。
- 日常
センターは座長の松尾ちゃん!この曲はアンダーの真骨頂だよね。この曲を聴くとアンダラに来た感じがする。ランダムに回転する照明がカッコよかった。
乃木坂46 『日常』Short Ver. - YouTube
- ここにいる理由
センターはさとりか。『日常』からのつながりが良い!『日常』ではランダムに回転していた照明が、規則的に回転していて、対比が良かった。
乃木坂46 『ここにいる理由』Short Ver. - YouTube
- 届かなくたって…
センターはでんちゃん。2番手がいろはちゃんなのは32ndアンダラと一緒だったね。いろはちゃんがこの曲の2番手なのは固定化されそうかな?そして巨大ミラーボールが出てきてビックリした。あんなデカいの見たことない(笑)
- Under's Love
この曲好き~!!!和田まあやちゃんの卒業ソングでもあるこの楽曲を、葉月ちゃんが見事にセンターを務めあげた。「Thank you」のセリフも決まってた!!
ここで座長の松尾ちゃんから挨拶。史上最大規模のアンダーライブという看板が重くのしかかる中、引っ張るのが得意ではない自分がどうふるまえばいいか悩んだが、メンバーが積極的に話したり動いたりしているのを見て、自分が無理に引っ張る必要はないんだ、自分は一人じゃないし、みんなも一人じゃない。みんなの魅力をもっと引き出したいと感じた、と。ジコチュープロデュースを中心に、見事に13人全員の魅力を引き出せたライブだったと思う。
- 踏んでしまった
33rdシングルのアンダー曲。センターは松尾ちゃん。全国ツアーの時よりもずっと演出がカッコよくて、コールもそろってて、曲の良さがずっと引き出されてた!
ここで本編は終了。横アリ規模でアンコールがそろっててびっくりした。
- 人間という楽器
アンコール1曲目にしてはなかなかコアな選曲なような!?スタトロもありのレスタイム!
- ジコチューで行こう!
センターは松尾ちゃん。間奏のだるまさんがころんだではあーやが松尾ちゃんにハグ!
MC。葉月ちゃんは、「自分がファンの近くに行っても喜んでくれるかな?」と感じてしまうことがあるが、アンダラはホームのように感じると。すると、あやてぃーが「自分が近くに行っても喜んでくれるかって、そんなの邪推だから!」と。「『Against』や『Under's Love』みたいに1期生が歌ってきた曲を堂々とセンターでやり切ったのは凄い」「『13日の金曜日』で煽りになおなおを指名しちゃったけど、立派に煽りをやり遂げてて新たな一面が見られた」「あーやの『女は一人じゃ眠れない』カッコよすぎ!」とあやてぃーの怒涛のほめちぎりタイム。なおなおは、「MCを見て自分も甘えたい!」ということで、なおなお甘やかしタイム。横アリから全力の「可愛いよ~!」を浴びて満足げななおなお。最年少のあーやばかりが甘やかされていて羨ましかったみたい。すると、4期生の年齢順で下から2番目のレイちゃんも「わかる~」と共感。甘えたいけど、どうしたらいいか分からなくなりがちらしい。3期の下から2番目の理々杏ちゃんもあるあるなのかな。ここにいないのが悔やまれる…。
- 左胸の勇気
最後は『乃木坂の詩』ではなく、最初のアンダー曲で!センターは松尾ちゃん。
最後は出口に『踏んでしまった』のフォーメーションで並んでまとまってバイバイ!大盛況の中ライブは幕を下ろした。
先述のように、私は32ndのアンダラが本当に感動して、好きすぎて、だからこそ、33rdのアンダラを見てどう思うか分からなかったが、そんなのは全くの杞憂だった。めちゃくちゃ楽しかった。
アンダラの魅力として、「アンダーメンバー1人1人の魅力が分かる」点があると思っていて。それは32ndでも感じたが、今回はジコチュープロデュースがあることでそれを強く感じることが出来た。個人的にはレイちゃんのプロデュースが見事。まさに「清宮レイ」というアイドルを2曲で見事に表現しきっていた。特に『そんなバカな…』はもう1回見たい(笑) 1日目と3日目も行きたかったくらい。
そしてアンダラのもう一つの強みは、「シンプルイズベストな演出」。特別な舞台装置に頼ることはなく、照明を中心としたシンプルで無駄のない舞台装置で、あそこまで迫力のある演出を作れるのは本当に凄い。シンプルだからこそメンバーのパフォーマンスが引き立っているんだと思う。(勿論この演出の迫力に負けないメンバーも凄い)
アンダーライブは特に乃木坂ファンの中でもコアなファンが集まると思うのだが、それにしても盛り上がりが凄かった。私は耳の保護のためにライブ用の耳栓を着用していて、観客の声は結構小さくなって聞こえるのだが、耳栓をしていることを忘れるくらいに観客の声に圧倒された。観客の熱量の高さがアンダラを更に盛り上げていると感じたし、あそこまで熱狂的なライブを作れるメンバーとスタッフにも拍手。
今回のアンダーライブも大満足。推しメンがいなくてもこんなに楽しめたことに驚いた。きっと34thシングルのアンダラも申し込むんだろうな。アンダラのオタクになってしまいそう!アンダーに少しでも気になっているメンバーがいるそこのあなた、ぜひ次のシングルのアンダーライブに足を運んでみてほしい。
では。